引用(Yahoo News)

三菱ラリー年内撤退へ(スポーツ報知)
 三菱自動車が、日本で初開催される世界ラリー選手権(WRC)第11戦「ラリー・ジャパン」(9月3日〜5日、北海道・十勝地方)を欠場することが、21日までに明らかになった。フランスのスポーツ紙・レキップなど複数の欧州メディアが相次いで報じた。三菱は8月20〜22日の第10戦ドイツ・ラリーまでは出走するが、ラリー・ジャパン以降の6戦すべてを欠場する。

 レキップ紙によると、三菱は今季、新車のランサーエボリューションWRC04で2年ぶりにWRCに復帰したが、最高位が開幕戦モンテカルロの6位と結果が出ていない。さらに一連のリコール問題や炎上事故で日本でのイメージ低下が著しく、このような環境で地元・日本のラリーに参戦するのは不適当との判断があったという。ラリー・ジャパンのエントリー締め切りは7月26日だが、三菱はまだエントリーしていない。来年以降のWRC参戦も白紙で、最悪の場合このまま撤退の可能性もある。

 三菱は2005年パリ〜ダカール・ラリー(パリ・ダカ)への出場も危ぶまれていたが、同社のパジェロが現在4連覇中で勝利によるイメージ回復も期待できるため、来年も参戦する構え。モータースポーツ活動の今後について、三菱自動車広報部では「WRCは(ラリー・ジャパンの欠場、撤退を含め)あらゆる可能性を検討している。パリ・ダカを欠場する予定は今のところない」としている。

三菱撤退・・・。来るところまで来たか・・・?